転職はすべきか、すべきでないか (4)
森蘭です!
今回はB1の理由で転職を志すパターンを解説します。
B1 経理で入社をして経理実務に就いていたが、経理から異動になったため、転職してまた経理業務に就きたい
意外かもしれませんが、こういう理由で転職を志す人は少なくありません。
「経理をずっと担当したいのに、人事へ異動させられた。だから、転職して再び経理を担当したい。」と。
私の判定は「かなり明確なNG」です。
理由はシンプルかつロジカルで、確かに転職をすることによって再び経理職に就くことは叶いますが、次の転職先でまた人事異動があったらどうしますか、また転職しますか、ということです。
日系企業では総合職という制度が敷かれているので、組織に属せば、次の職場がどこになるかは誰にも分かりません。
再確認すると、経理から外されて、外されたことで転職を志し再び経理職への転職を果たせたとしても、一生経理に就けるかどうかは不確実です。
「結論」
(例えば)経理から異動になったからという理由だけで転職を志す人は、転職ですべてが叶うという幻想を捨て去るべきです。
次回は組織の中での振舞い方を解説します!